2009-10-31 : 00:47 : ueta-fukuda

ヴァージナル( virginal )は、欧中世後期(14世紀から15世紀)からルネサンス期にかけて、北部ヨーロッパとイタリアで盛んに演奏された小型のハープシコード。
院長コメント: フェルメールの作品には、このヴァージナルを弾く女性やギターを演奏する女性がよく登場しています。フェルメール自身もきっと音楽愛好家だったのでしょう。
2009-10-30 : 00:13 : ueta-fukuda

17世紀オランダの画家で、世界的な人気を誇るフェルメール(Johannes Vermeer, 1632-75年)が10月31日デルフトに誕生。生涯のほとんどを故郷デルフトで過ごしました。フェルメールの絵に見られる鮮やかな青は、フェルメール・ブルーとも呼ばれています。この青は、天然ウルトラ・マリン・ブルーという絵具で、ラピスラズリという貴重な鉱石が原材料。ラピスラズリは、17世紀当時は金よりも貴重。ウルトラ・マリン・ブルーは通常の青い絵具の百倍の値段。フェルメールはこのウルトラ・マリン・ブルーをふんだんに使用。ウルトラ・マリンとは「海(ラピスラズリの場合は地中海)を越えて」きたものという意味。
院長コメント: ラピスラズリ (lapis lazuli) は、方ソーダ石グループの鉱物である青金石(ラズライト)を主成分とした半貴石で、和名は瑠璃(るり)。エジプト、バビロニアなどの古代から、宝石として、また顔料ウルトラ・マリン原料として珍重。日本ではトルコ石と共に12月の誕生石。
2009-10-29 : 00:30 : ueta-fukuda

酒を多く飲む女性ほど乳癌になりやすい傾向にあることを、愛知県がんセンター研究所が報告。閉経後の女性では、1週間に日本酒換算で7合以上飲んでいると、発症率は全く飲まない人の1.74倍という結果。乳癌は女性で最も多い癌で、最近急増。研究グループのHT氏は「酒と乳癌の関連は欧米で指摘されていたが、今回の研究で、閉経後の日本女性でも明白となった。乳癌を予防するには、大酒を控えた方がよい」との結論。研究グループは、愛知県がんセンター病院で乳癌と診断された1,754人と、乳癌と診断されなかった女性3,508人を分析。全般に酒量が増えるにつれて、乳癌の発症率が上昇。この傾向は50歳前後の閉経後で著しく、閉経前の女性でははっきりせず。閉経後乳癌の発症率は、酒を飲まない女性を1とすると、少し飲む女性は1.24倍、時々飲む女性は1.39倍、日本酒換算で週に7合以上飲む女性は1.74倍。
院長コメント: 男顔負けの女性の酒豪もいますが、閉経後は控え目にといったところでしょうか。写真はロートレック画。
2009-10-28 : 00:30 : ueta-fukuda

人生の大半をフランスで過ごした英国の印象派画家シスレー(Alfred Sisley、1839–99年) が英国人を両親に10月30日パリに誕生。シスレーの作品の大部分はパリ周辺の風景を題材にした穏やかな作風、最も典型的な印象派の画家。
院長コメント: シスレーの代表作のひとつ「ポール=マルリの洪水」。本作はシスレーが1874年から移り住んでいたマルリー=ル=ロワの下を流れるセーヌ川沿いの村ポール=マルリで、1876年雪解けの水による川の大氾濫を連作的に描いたもの。予期しない出来事によって、平穏な日常が破壊され、変容してしまう姿を描いた佳品。人生も似たようなものでしょうか。
2009-10-27 : 00:30 : ueta-fukuda

緑茶成分のカテキンが、新型インフルエンザウイルスの心臓部に直接作用して増殖を抑えることを徳島文理大K教授らが報告。緑茶に抗ウイルス作用があることは知られていますが、仕組みが解明されたのは初めて。新型やAソ連型などのA型ウイルスは、増殖に不可欠なRNAポリメラーゼという酵素を持ち、人間や豚の細胞中のRNAを切断して新しいウイルスの材料にしています。K教授らが、A型ウイルスからこの酵素を取り出し、緑茶に多い5種類のカテキンを一つずつ加えたところ、2種類で酵素が働不活化。RNAポリメラーゼ分子表面にある複雑な形のくぼみに、カテキン分子がすっぽりと入り込むことが判明。くぼみの中にはRNAを切断する「刃」がありますが、カテキンが蓋をし、働かなくしていたという報告。
院長コメント: カテキンは腸で分解されるので、緑茶を飲むだけでは抗ウイルス効果は弱いとされています。K教授が言うように、構造を少し変えて腸で分解されないようにすれば、効果的な新薬になる可能性あり。写真は緑茶ではなく、白洲次郎も愛飲したシングル・モルトの傑作「マッカラン」。
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