2006-12-26 : 18:16 : ueta-fukuda

ある種の男性にとっては「音(音楽)と女性」はいずれも時間芸術としてとらえることができます。「音と女性」の時間芸術としての違いは何か。それは前者においては、その内容が作品として優れている場合、何十年、何百年にわたり、視覚ではとらえられないその芸術作品の命は、それを愛する人々により受け継がれ、存続していくことが可能です。後者においては、外見を含めたその内容が如何に優れていても、視覚にとらえ得るその芸術作品は、必ず滅びる運命にあるということです。また、その芸術作品を愛した男達も同時に滅んでいきます。滅びゆく有機体の美しさがここにあります。音と女性の共通思想を考えた時、両者ともアナログ的思考法が基盤になっていることに気がつきます。音と女性に対しては、人間の五感すべてが動員されます。女性に対しての五感の動員については説明不要と考えられますが、音に対しての五感の動員については、音により人は過去の記憶の中から聴覚を媒介として五感すべてを動員していくものと考えられます。これが音の偉大な側面です。
「音楽は哲学よりもさらに高い啓示を与える」
(ベートーヴェン)
2006-12-19 : 21:58 : ueta-fukuda

ゴンドラの唄第二章。以前の女性適齢期はクリスマスイブ(24歳)と言われましたが現在は大晦日(31歳)まで先送りされています。そして以前30歳以上の妊婦を高齢初産と定義していましたが、これも少し前から何故か35歳へと延長されました。科学技術の発展がめざましい現代ですが、女性の生物学的特性に進歩はありません。出産と循環器領域の研究で医学的に興味深い報告があります。それは心臓に何らかの負荷がかかったときに心筋細胞で合成される血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP=Brain Natriuretic Peptide)は心不全の診断・治療に有用な検査ですが、妊娠時は正常範囲だったBNPが出産時正常値の倍以上に増加、さらに胎盤娩出時には正常値の5-6倍に増加することがわかりました。この値は心臓に負荷がかかる状態としては100キロマラソン、トライアスロンに匹敵するそうです( J Endocrinol 140(3):393-7, 1994)。若くて体力が充実しているときに産み、そして育てるように医学的にも証明されたわけです。社会学的にみてもあまりに高齢の出産は子供を育てる責任を全うできないリスクが高まります。このブログを御覧になったキャリアウーマンの貴女も是非御一考を!モディリアニ(Amedeo Modigliani, 1884-1920)の有名な絵「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」です。1998年、東京大丸ミュージアムで鑑賞しました。ちなみに彼は私と一緒の誕生日です。尤も凡人の私と違い、天才の彼はモーツァルトと同じ年齢35歳で逝去しています。
2006-12-16 : 21:36 : ueta-fukuda
# 学会報告

本年6月、横浜において日本臨床細胞学会総会が東海大学医学部副学部長、長村義之会長のもと開催されました。二十数年にわたり公私ともに大変お世話になっている先生です。その時、配偶者が会長招宴でピアノを弾いたわけですが、翌日府中で旧友とともに酒を酌み交わした時の一光景です。二人とも名前は耕一で、飲んだ酒が たまたまお店にあった山形出羽桜酒造の「一耕(いっこう」。出来すぎた話です。
2006-12-13 : 20:52 : ueta-fukuda

ゴンドラというと貴女は何を思い浮かべますか。ベニスの夏の日、ロープウエー、気球。まあ、いいでしょう。昔、1915年(大正4年)にツルゲーネフ作「その前夜」という作品を日本の舞台でやった時の劇中歌が「ゴンドラの唄」です。劇中歌として当時ヒットしたそうですが、後に黒澤明監督は映画「生きる」の中で主人公にこの旋律を二度も歌わせます。若い女性諸君へ贈る言葉として、まさにふさわしい詞だと考えます。作曲は名曲「波浮の港」で有名な中山晋平(1887年-1952年)、作詞は吉井勇です。
「命みじかし 恋せよ乙女 紅きくちびる 褪せぬまに あつき血潮の 冷えぬまに 明日の月日はないものを」
明日の月日はないものをという言葉は男女を問わず人生全般についていえることですが、以後このことについて私見を述べていきたいと考えています。写真はドイツ第三帝国時代に発行されたワーグナー作曲、楽劇「トリスタンとイゾルデ」の切手です。
2006-12-13 : 13:54 : ueta-fukuda

2006年は神童モーツァルト誕生250年を祝うということで世界が沸きました。特に生地ザルツブルグやウイーンではいろんな音楽会が開催されたようです。つい先日の12月5日はモーツァルトの命日(1791年死去、享年35歳)でしたが、ウイーンの国立歌劇場では遺作となった鎮魂曲「レクイエム」の演奏会が開かれ、義母が友人と一緒に聴いたそうで大変感激していました。話は違いますが今年オーストリアからモーツァルトの記念ワインが出ていたのをつい先日知り何本か購入しました。ついでにワイン好きだったシューベルトの白ワインも購入。さすがにベートーヴェン・ワインというのは出ていません。同程度の価格でいえばフランスのジョルジュ・デュブッフ・ボジョレ・ヴィラージュあたりの方が口当たりがいいかもしれませんが、記念ワインとしての価値でしょうか。飾っておくだけの方は構いませんが、もし飲むとなると早めがお薦め!
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