2010-03-03 : 00:41 : ueta-fukuda

この河は二つの水源から発し、次第に川幅を増していく。やがて両岸には狩猟のラッパがこだまし、夜には、月の光に照らされて、水の妖精たちが踊る。やがて流れは、聖ヨハネの急流にさしかかり、凄まじい水しぶきをあげる。その後は流れもゆるやかになってプラハに流れ込み、古城ヴィシェフラドを仰ぎながら、滔々と流れ去っていく---スメタナ「モルダウ」。
院長コメント: チェコの作曲家のスメタナ(Bedřich Smetana, 1824-84年)が3月2日誕生。「ヴルタヴァ」(モルダウ)を含む一連の6つの交響詩から成る「わが祖国」(Má Vlast)が代表的な作品(1882年初演)。第2曲目の「ヴルタヴァ」(Vltava)、または 「モルダウ」(Moldau, 独語)は、一連の交響詩群の中で最も知られた作品。聴きたくなった時には、カラヤン指揮ベルリン・フィル(英EMI, 1958年録音)かク―ベリック指揮ウィーン・フィルによる演奏(英デッカ、1958年録音)を取り出すことが多いようです。その理由は、何れも1950年代終わりの録音で、ベルリンにもウィーンにもフルトヴェングラーの残照を感じ取れるためか。
TOP PAGE △









