2010-07-16 : 00:18 : ueta-fukuda

自分よりも7-9歳若い男性と結婚している女性は、早く死亡する危険性が高いというドイツからの報告(Demography:人口統計学5月号)。デンマークの夫婦約200万組のデータを基にした今回の研究では、大幅に年齢が開いた若い男性と結婚すると女性の死亡リスクが20%上昇、大幅に年上の男性と結婚することも女性の寿命を短縮。最も健康的な選択肢は年齢の近い男性と結婚することであることも判明。報告者SD氏によると、考えられる理由の1つとしては、若い男性との結婚は社会規範に反するとみられ、社会的支援をあまり受けられず、ストレスの多い生活に苦しめられるなどの社会的制裁を受けることになり、その結果として健康面が悪化する可能性があることを指摘。但し、全体としては男女ともに結婚している人は未婚の人に比べて寿命が延長。また、従来の研究から、女性は一般に年齢の近い男性を好み、今回の知見による影響を受ける女性は少ないと推測。今回の研究では、年上の女性と結婚した男性では死亡リスクが増大した一方、7‐9歳若い女性と結婚した男性では死亡リスクが11%減少。このような性差がみられる理由は不明。
院長コメント: 流石、欧米人らしい疫学研究。一般に結婚している男性が独身男性より長生きなのは、基本的には食生活が考えられます。知人の話では、女性が外で長年働いている家庭の男性は短命。これも恐らく食生活の差による結果!? 写真は、北欧スウェーデンの画家・彫刻家のアンデルス・ソーン(Anders Zorn、1860-1920年)画。
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