2010-03-07 : 00:04 : ueta-fukuda

スウェーデン/イェーテボリ大DG教授らの研究報告---中年期になって腹部に脂肪が増えた女性は、高齢になって認知症を発症する危険度が2倍高くなるという報告(Neurol 2009; 73: 1559-66)。今回の試験は1960年代に38-60歳の女性約1,500人を対象に、健康と生活習慣を調査研究したもの。32年間の追跡調査の結果、161例が認知症を発症。診断時の平均年齢は75歳。中年期に腰周りより腹囲が大きかった女性では、高齢期以降の認知症発症が2倍高くなることが判明。また、今回はBMIと認知症の関連は認めず。DG教授は中年期に多くの脂肪を蓄えた女性では、心筋梗塞や脳卒中で早死にする危険度が上昇し、70歳以上まで生きることが出来たとしても、認知症リスクが高くなると結論。
院長コメント: 欧米のスパンの長い疫学研究には何時も脱帽します。ところで、脂肪はやわらかな女性曲線美の基本ですが、腹部脂肪は美的にはあまり寄与しないのは明らか。心筋梗塞や脳卒中をクリアした後には認知症の危険、何れもよくないものが待っているようなので腹を引き締めていきましょう。
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