2008-08-27 : 00:21 : ueta-fukuda

独墺系音楽の巨匠カール・ベーム(Karl Böhm, 1894-1981年)が8月28日墺グラーツに誕生。1920年代、ミュンヘン国立歌劇場でワルター(Bruno Walter, 1876-1962年)の下指揮を学ぶうち、ベームの中でモーツァルトへの愛が目覚めます。以来ベームは、モーツァルトのスペシャリストとして高い評価を受けることになります。
院長コメント: ベームといえばモーツァルトというのが常識ですが、私はベームのベートーヴェンやブラームスの方を好んで聴いています。特に大事にしているのは1950年代から60年代初めにかけて、コンセルトヘボウ管、ウィーン響、そしてベルリン・フィル(BPO)を指揮した数少ないディスク。この時代のベームは気迫溢れた名演の数々を残しています。BPOとのベートーヴェン交響曲第5番は、フルトヴェングラー存命中の1953年の録音(独グラモフォン)。堅固な構築の中に瑞々しさが光る演奏。フルトヴェングラーとはかなり音楽性が違っていますが、独墺系音楽の正統派という意味ではポスト・フルトヴェングラーの一人でしょう。また、ウィーン響を指揮しての名演、ベートーヴェン交響曲第9番と最近久々の再会を果たしました(蘭フィリップス、1957年録音)。
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