2008-08-24 : 00:41 : ueta-fukuda
# 吟遊歌人

幾山河 越えさり行かば 寂しさの はてなむ国ぞ 今日も旅ゆく---今年没後80周年を迎える旅の歌人/若山牧水(1885-1928年)が8月24日、宮崎県日向市に誕生。酒を愛したことでも有名で、肝硬変で逝去、享年43。
院長コメント: 牧水氏の丸顔には詩歌の魂であるべき童心そのもののような柔らかい美しさがあった。しかしまた、詩歌の道の知恵そのもののような厳しい美しさがあった---湯ヶ島温泉には私も延日数にすると三年間もいたし、近年はずいぶん多くの文学者が遊んだけれども、ほんとうに湯ヶ島を歌ったのは、やっぱり牧水氏であろうと思う。近くの沼津に住んでいたからばかりでなく、牧水氏は特に湯ヶ島の風光人情を愛していたのであろう。歌集「山桜の歌」は、いわずと知れたこと湯ヶ島の歌人といってもいい程に、牧水氏はこの温泉の歌を沢山残している---(川端康成、「若山牧水氏と湯ヶ島温泉」)。写真は川端康成と牧水の定宿、伊豆湯ヶ島温泉「湯本館」。
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