2008-08-05 : 00:30 : ueta-fukuda

オーストリアの名指揮者エーリッヒ・クライバー(Erich Kleiber, 1890-1956年)が8月5日ウィーンに誕生。1923年(33歳時)、ベルリン国立歌劇場指揮者となりヨーロッパ楽壇での名声を獲得。独第三帝国時代の1934年、政府と衝突したフルトヴェングラーは独音楽局副総裁・国立歌劇場指揮者を辞任。「政治的理由でフルトヴェングラーを辞任させるのなら、私は最早留まることは出来ない」と行動を共にしました。クライバーが最後に国立歌劇場の指揮台に登場した時、聴衆は熱狂して総立ちとなり、足踏みして「クライバー! フルトヴェングラー!」と叫んだ逸話が残されています。
院長コメント: クライバーは戦前から大指揮者として名声を博した一人ですが、フルトヴェングラーやワルターの人気の陰に隠れ、残された録音数は決して多いとはいえません。モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」(英デッカ、1956年ステレオ録音)とともに、以前より評価が高かったのがベートーヴェンの交響曲第6番「田園」(同、1953年録音)。オケはアムステルダム・コンセルトヘボウ管。ウィーン生まれのクライバーでしか表現出来ないウィーン・スタイルの「田園」として絶賛を浴びてきた名盤です。
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